ミニド製作所

 2006年に開始した、プラバンからオール手作りの鉄道模型。製作対象物のリアル追求ではなく、目に焼き付いた記憶・当時の空気感を再現することを追求しています。対象物はほとんど103系ですが、実物を正確に縮小したものではなく、見たときに「これだ!」と錯覚できるよう各部を誇張した、ミニド製作所オリジナルの造形としています。

 2006年より、これまでたくさんの作品を展示・寄贈・受注製作してきました。
 完全手作りは、模型を買いたくてもお金がない理由から始まりました。でも、お金持ちじゃなくても心の底から楽しむことができます。いまも、カッターと定規だけで作り続けています。
 買う人から作る人へ。少しでも多くの人へ、自分の手で作る喜びを知ってもらいたいと考えています。

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ミニド製作所
minidoseisakujo@gmail.com

 今でいう中央総武線をむかしは総武線、並走する快速を横須賀線と呼んでいました。
 
 東京から東へ向かう中距離電車を地元の人は総武快速と呼ぶのでしょうが、染み付いたこの感覚は簡単に拭えず、どうも横須賀線だと思ってしまうし、黄色の通勤電車が中野にいようが、これも総武線だと思ってしまいます。

 路線名は必ずしも結ぶ両端の地名を冠しているわけでもないし(宇都宮線・高崎線など)、埼京線は川越でも埼京線(本来は川越線)と呼ばれています。

 「総武線」という名称は上総・下総⇔武蔵なのだから、三鷹を走っても総武線と呼ぶのに何の問題もないはずなのにJR東日本は中央・総武線とか中央総武線各駅停車とかの呼び名にこだわりすぎるなぁと感じています。
 でも山手線は車両=路線名で通ってるので、なんだかすっきりしません。

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車体ができてきました。

 以前は台枠を模型としての構造で作っていたので、妻板・側板→屋根の順で組んでいましたが、今回は実物と同じく台枠を基準に車体を組み立ててみます。

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実物を参考にした台枠。実物同様、台枠上面高さを基準に設計。

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屋根の骨組みは位置決めのために乗せてあるだけ。

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1/24へのスケール変更は小数点が割り切れず手間がかかったが、各パーツのサイズや曲率の見直しで、よりそれっぽくなったかも。
実物では扉まわりに外板を張り付けた段差があるが、このスケールでそれをやるとスマートな模型ではなくなるのでテーパーをつけて表現。


 いつからか骨組みの構造に関心が向かうようになり、道を歩いていても歩道橋を下から見上げて組み方などをよく見るようになりました。ただ鉄骨が組み合わせてあるだけなんですけどね。

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前面・側面。窓面積を拡大したタイプは初めての製作。

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少ない資料から作った台枠。

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